古民家の耐震診断として評価を頂いている早稲田式動的耐震性能診断を推し進める一般社団法人伝統構法耐震評価機構より、園田正文代表理事を3月度の例会にお迎えし、早稲田式動的耐震性能診断についての考え方や正当性などを古民家鑑定士の皆様へご説明させて頂きます。


<早稲田式動的耐震性能診断  講演会>
日程:平成25年3月19日(水) 18時30分から20時00分
   (一般社団法人静岡県古民家再生協会会員の会 3月度例会内)
会場:静岡市産学交流センター (静岡県静岡市葵区御幸町3番地の21)
取材:可能 ※事前にご連絡をお願い致します。
参加対象者:会員、古民家鑑定士有資格者
お申し込み:お申し込みフォームもしくはお電話で直接ご連絡下さい。

早稲田式動的耐震性能診断(以下:動的耐震診断)とは
元早稲田大学理工学術院教授(現:一般社団法人伝統構法耐震評価機構 理事)毎熊輝記氏が策定した調査方法で、実際に調査機を家屋へ設置し交通機関や社会的活動を原因とする地盤の小さな震動(常時微動)と、それに起因する建物の震動特性値(固有周期)を実測して耐震の性能評価を実施します。
現在、一般的に行われている耐震診断は、図面や目視で建物の地震に対する安全性を判断する静的耐震診断であり、これに対し動的耐震診断は微細な常時微動を測定し、その震動特性値(固有周期)により耐震性を評価し現実に即した診断法です。この動的耐震診断は専用の測定器を用いておこない約1時間前後(通常の静的耐震診断は、1カ月と長期)で診断が可能で、建物に計測器を設置し耐震性能が低い部分の判断がつき、改修の際の工事費の削減を図る事も可能です。改修後は再度計測をおこない耐震改修が有効的であるかどうかが、数値で評価できます(業界初)。